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ナデルとシミン

2011年09月18日

ナデルとシミンナデルとシミン / Nader and Simin, A Separation

こんにちは!松尾です。

今、博多駅の映画館で福岡アジア映画祭が

行われてます。

映画好きな私にはたまらないです!!

私が一番観たい映画がこちら☆

      ナデルとシミン  です。


このような評価がしてありましたので紹介します。


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とにかく緊密な展開と演出力がずばぬけていて、

どんな端役でも人生を背負ってそこにいる。

アジアフォーカス2009の「アバウト・エリ」で、

イラン映画のあらたな次元を切り開いた

ファルハディ監督ならではの作品ですね。

まだ若いのですが、もはや円熟した

巨匠といってもいいくらいの完成度で、

今回の上映作品の中ではナンバーワンといえるでしょう。

イスラム社会の、

建前ではない人間ドラマが深いところまで描かれています。

嘘をつくことが許されないイスラム教の教えを前提に、

個人レベルでは正しいと思うことを行ったがゆえに、

全体では負の連鎖になってしまうという悲劇を、

だれもが背負ってしまいます。

正しさを進めば進むほど泥沼にはまっていく人間模様が

くりひろげられ、イスラムに生きることの葛藤を味わうことができます。

もしかすると、こういうドラマトゥルギーは、

かつて日本映画にもあったかもしれません。

たとえば山下耕作の傑作「博奕打ち 総長賭博」の

義理と人情の板挟みによる悲劇などは、

かなり近い世界のようにも思えます。

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どうですか??気になるでしょう?

休み、行けたら行ってきます!!!

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Posted by rakhair at 17:25